新・水戸市民会館計画を白紙にもどし 市民の声を反映させる会ニュース 第35号

2017年1月5日

 

新・市民会館問題 TBS「ビビット」で放映
どの点からもおかしな計画に コメンテーターから批判続出

TBSテレビの朝番組「白熱ライブビビット」で2016年12月27日、新市民会館計画が取り上げられました。
「水戸市の新市民会館建設計画に市民が猛反発。一体なぜ?」とはじまった番組では、問題点の第1に上げられたのが「見合わない施設の規模」。
市担当者は、大ホール2,000席になったのは「経済団体や商工団体から水戸市でも若者に人気の催し物がやれるサイズの大きいホールが必要という声が上がっていた」などと説明。
これにたいし田中重博「市民の会」代表は、「もともとあった市民会館の大ホールは1,000名規模。大きな建物自体本当に必要か」と指摘しました。

地元商店主からも疑問の声

第2は「立ち退き問題」。
市担当者は「中心市街地に立地することで街なかの賑わいに役立つ」と主張しました。
建設予定地で商売をつづける老舗洋品店のご主人は「どきません。苦労して100年近くやっている。簡単に『はいそうですか』とできるわけがない」と語り、ある商店街関係者も「大きいもの建てて、ここが盛っていくのか。年に1回あるかないかの催し物を当てにしてどうなのかクエスチョンだらけ」と不安の声を寄せました。

第3は「巨額の建設費」。
田中代表は「旧会館の規模なら68億円でできる。ところが高橋市長が『再開発方式』でつくると表明したために、駐車場を含めて320億円。5倍ぐらいの規模に膨れ上がった。これは税金の無駄遣い」と厳しく批判しました。

高橋市長を直撃「誘致したいイベントは?」

番組は誘致予定のイベントを高橋市長に質問。
市長は「具体的にあげられる段階ではない。水戸にポテンシャルの高い施設を整備すれば誘致は十分可能」など答えました。
経済ジャーナリストの荻原博子さんは「どの程度収入が見込めるのか、過去の実績から数字で出さないとダメ」と断言。
漫画家の倉田真由美さんは「ハコが先じゃないでしょ。各地で失敗して閑古鳥が鳴いているのに楽観的なことだけ言っては…」と語りました。

番組が取り上げた3つの問題点

  1. 見合わない施設規模
  2. 立ち退き問題
  3. 巨額の建設費用

署名スタート

◇巨額・巨大「税金の無駄遣いの象徴―新市民会館計画」を白紙撤回し、見直しを
◇計画は市民参加ですすめ、適正な事業費、規模、場所で、早期に建設すること

署名運動のスタートとなった12月17日の街頭署名行動には29名が参加し、77筆が寄せられました。
署名した人は「なんでそんな大きなものをここにつくるの?」などと話していました。

TBSテレビ「ビビット」出演者のコメントから

“粗大ごみ”になりますよ 経済ジャーナリスト・荻原博子さん

(これは実際水戸市のレガシー=遺産になると思いますか?)
ならないよ。ごみだよ、粗大ごみ。活性化するというんだったら、どういうイベントでどういうふうにやって、どういう形でどのぐらい人を呼び込み、どのぐらい収入があがるのか、ちゃんと実績から割り出して数字で示さないとダメ。

私が市民だったら反対 漫画家・倉田真由美さん

見ただけで私も絶対反対だな。こんなハコが先じゃないでしょ。
大体、日本各地で失敗して閑古鳥が鳴いているところがいっぱいあるのに、楽観的なことだけ言ってね。私も水戸市民だったら絶対反対票に1票だね。

タレント 千原ジュニアさん

芸人的には300人程度のキャパが一番やりやすいですよ。

閑古鳥が鳴くことに 司会・女優 真矢ミキさん

都内の新国立や帝劇もみんな2,000席はないですね。都会でもいっぱいいっぱいです。普通、閑古鳥が鳴く日が多いと思いますよ。

まずは十分な話し合いを 東海大学教授 金慶珠さん

問題は安易な予想を立てるよりも、住民側が納得できるコミュニケーションをどれだけ十分にとれるかということ。まずは話し合いを十分もってほしいですね。

「もっと小規模で、市民が使いやすい施設に」…「アンケートはがき」が届きはじめています

  • 1,000席のホール程度、維持費(稼働率)を考慮して。(80代)
  • 県民文化センターがあるので、もっと小規模で、市民が使い易いいろいろな事に対応できる形がよいと思います。(A・Sさん 20~40代)
  • 県民文化センター小ホールの利用頻度の高い事などから、500席程度が?。場所は市街地から少し離れた所?(酒門、K・Uさん)
  • 第一に駐車場が会館の全席の8~9割、台数(700~800台分)の広さが必要(高齢者も自家用車で参加できるのを保障するためにも)。第二に、30~50人規模の会議室をたくさん確保した市民会館を!市民センターの充実なら市民会館は不要(新体育館で代用可能である)。(双葉台、T・Tさん)
  • (1)旧京成の跡地にミニ市民会館を2階建てで作る。500席以下でいい。気軽に使える。(2)水戸市中心を少し離れたところへ市民会館をつくる。広い場所がいい、バスで直行できるようにする。土地が安い、移動費用なし。(70代)
  • 会館の建設がもたらす周辺の交通事故が問題です。街の活性化より一般の市民が混乱し、商店は寂れます。会場を使った人はお金は使いません。(泉町、50~70代)
  • 1,000人入れる規模の市民会館に。赤塚駅、内原駅近くで野外コンサートなどできる所。震災時などに良いと思う。(70代)
  • 子供から高齢者まで年間を通じて楽しく利用できる市民会館であってほしい。催し物の時だけ人が集まる市民会館はいらない。「泉町1丁目はどうすればいいのか」とよく聞かれる。中心街の活性化への提案も必要。(天王町、Y・Iさん)

賛同者(年1口1,000円)・賛同団体(年1口3,000円)を広げてください

12月3日の第2回総会では、今後の運動発展のために賛同者・賛同団体を広くよびかけていくことを確認しました。
署名運動の担い手をお願いするとともに、賛同者・賛同団体を広げてください。
また、引き続き募金へのご協力もお願いいたします。

ニュース第35号(PDF)