水戸駅北口、旧リヴィン跡地のホテルやマンション建設計画の「再開発」
─水戸市の40億円補助金支出に反対の意見書を提出

【文責・大曽根】

水戸市は、水戸駅北口の正面、旧リヴィン(総合スーパー)跡地に民間が進めている再開発=ホテル(19F、169室)や、マンション(20F、130戸)、店舗などを事業費120億円でつくる計画=に、40億円の補助金を支出して援助する計画を縦覧に供し、これに対する意見を公募した。

9月26日に「反対」の意見書を提出した。
以下、その「理由」部分をご紹介する。


水戸市長 高橋 靖 殿

「反対」の理由: 水戸市下国井町 大曽根紀雄

1)従来の再開発の失敗に反省なし

JR赤塚駅北口開発の失敗(商店はほとんど無くなり、ミオスビルも1F商業区域ガラ空き)、大工町開発も失敗(貸しビル1Fは今もテナント埋まらず、付近に賑わいなし)、泉町1丁目南側開発(同様、商店街の賑わいは帰らず)と私は思うが、市はきちんとこれらの当否、その原因などを総括せず、同様の開発を繰り返している。大型開発は完全に時代遅れの手法だと思う。

2)40億の補助額も法外

120億円の総事業費中、市補助が40億。この補助額も法外。たとえば下国井町の狭あい市道拡幅を申請中だが、市の市道拡幅予算は(予算不足で)年間4億円しかないから10年かかると言われた。これは救急車も消防車も通れない道路を10年も放置し、一方で、効果不明の開発に40億円もつぎこむことになる。市民の目からは全くムダな補助だと思う。

3)なぜ市民に相談しない?

この計画も市民に何の相談もない、市(長)の独断そのものである。なぜ市民に相談しないのか。駅前の目抜きの場所、市の顔になる土地だから、市民のアイデア、意見を募るべきだ。

4)需要や必要性の調査はされたか?

ホテルやマンションは、すでに飽和状態だと聞く。計画の妥当性が極めて怪しい。需要や必要性の調査をしたのか、その結果はどうだったのか。ぜひ市民に広く発表してほしい。していないなら、その調査を最優先すべきである。

以上