水戸市民会館問題の特別委員会を傍聴 市は空中デッキ断念

【文責・大曽根】

11月24日午後、水戸市議会の市民会館問題の特別委員会を傍聴。
はじめに市当局から、「新・水戸市民会館と向かいの京成百貨店とをつなぐ空中通路は、百貨店側の改造工事費用が多額になると予想されるため不可能となった」と報告。
共産党中庭議員は、「全く議会に相談なしに、コンサルタント会社に空中通路検討業務を委託した。664万円余の委託費は、予算にない逸脱したもので、無駄使いだ。しかも、空中通路は、もともとは京成百貨店側からの要望で、特定企業のためのものだ」と追及した。
答弁は「逸脱ではない」など、苦しい言い逃れとしか思えないもの。
結局、百貨店は、会館に集まった客を我が店に誘い込む通路を作れと、市に検討させたが、店の建物改造費が高くつくことがわかって断念したわけだ。

伊東氏設計のホールは「完成6日後に雨漏り!」

さらに、H議員は、「会館の設計者に決まった伊東豊雄氏の設計した岐阜のメディアコスモスは、水戸市民会館の計画とそっくりだが、完成した6日後に雨漏りを起こした。その改修工事に24億円余がかかったという。そのまま設計させるのか。業者を見直すべきだ」とか、I議員からは、「普通なら指名停止だ。一旦立ち止まって考えよ。この特別委員会から、岐阜市へ視察に行こう。」と提案し、視察に行くことが決まった。

H議員は、「設計業務はその間停止せよ」と要求。当局側は慌てて額を寄せて相談。「協議する」という曖昧な答弁で閉会した。
市の計画は次々とボロが出て前途多難、到底順調に行きそうにない成り行きだ。

市民の圧倒的多数を目指す署名運動に

市民の会は、12月3日に第2回目の総会を開催し、市民会館計画をいったん白紙に戻し、見直せとの、市民の圧倒的多数を目指す署名運動に入る予定だ。
市民こそは、市の主人公、市長や一部議員、利権集団の思うままにはさせない。